Take it easy!

大災害

by achi on Mar.17, 2011, under Diary



 史上最大とも思われる未曾有の大地震に見舞われた日本列島。実はまだNZ南部地震の傷も癒えていない。

 地震に津波に放射能。余震は依然としておさまらず連鎖地震も続く。

 こんな中でニュースやSNSに触れていると様々な想いがめぐって夜も眠れなくなる。



 被災地の救済活動が活発化して次第に笑顔が増えている気がするが、時間の経過と共に深刻になって行くのは未だ発見されていない被災者や未だ着手されていない捜索地域。

 それにも増して原発の状況が刻々と変化して行く。



 東電には色んな意見が投げかけられ、隠蔽体質や事故報告の高飛車な態度など、状況を悪化させる問題が増加傾向だ。



 しかし被災地に入っている自衛隊や消防団や救急士や医師団、国外からの援助など彼らのたゆまぬ努力と忍耐も忘れてはいけない。

 それにも増して福島原発の真っただ中でわずかの可能性にかけながら必死に努力している人たちもいる。



 そんな話題に触れながら微力な自分が情けなくなったり、まだまだ何か出来ると思案してみたり。

 全国民、全世界の人たちが自問自答を繰り返しているものと信じる。







 今現在一番気になっているのは被災地の一つではあるが関東地域の買い占め・買いだめの問題だ。

 政府からも自重を促すよう啓蒙活動に必死だが、果たして問題は全て見えているのだろうか。



 個人的には販売する側にも問題があると感じる。

 ガソリンスタンドでは残ったガソリンをより多くの人に利用してもらおうと緊急車両、支援物資運搬車両以外は制限を設けている。

 では何故コンビニエンスストアは出来ないのか?



 つい最近、勤務先の近くにコンビニがオープンした。

 勤務先は外販店舗向けのサービスも行っているため契約伺いに訪問した。

 まずは条件を突きつけて来た。要するに売上に貢献しろ、と。

 これはこれで普通の事かも知れないが、その条件が異様とも取れる内容だった。

 禁煙運動が盛んになっており、勤務先でもいくらか活動は浸透している。

 それにも関わらず「煙草をカートンで買え」がまず最初に出てきた条件だった。



 このような高飛車な戦略でコンビニエンスストアは拡張しているのか。

 だとすると今回の買い占めや買いだめの問題は消費者に責任は無い。

 誰もが不安なのだから必然で発生する。

 どこかで歯止めをかけるべきだが、これはモラルを維持する為にも販売側、供給側がきちんと規律を作成し運用ルールを設けるべきだ。



 トイレットペーパー12ロールで被災地のどれだけの人が救えるか。

 それだけ考えても真剣に取り組むべき問題だ。



 大手コンビニよ、貢献の意味をはき違えていないか。




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